2023.01.01
ワイワイLetter
ワイワイ Letter No.10
歯周病の予防について
歯を失う原因の第一位である「歯周病」。日本では、20歳以上の男女のうち70%以上の国民が罹患しているといわれ、もはや国民病と言っても過言ではありません。
歯周病は、歯と歯ぐきの間に住み着く細菌の塊(プラーク)が、歯周組織をイ々に蝕んでいく慢性感染症です。
初期段階では自覚症状がほとんどなく、知らない間に進行していくため「サイレントディジーズ(静かなる疾患)」の一つに数えられています。
そして自覚症状が出た頃には、すでに手遅れなほど症状が進行しているケースがよく見受けられます。
そうなると抜歯せざるを得ない場合もあります。
また、恐ろしいことに歯周病は単に歯を失うだけではなく、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病など全身の疾患にも深く関係しているのです。
ですので歯周病の症状を抑え、お口の健康を維持するためには対症療法的な「治療歯科」ではなく、「予防歯科」の視点から、長期的に適切な予防を行なっていく必要があります。
日本歯周病学会によると、「歯周病の一番の予防法はプラークの除去そのもの」です。
そのため、歯垢(プラーク)をしっかりと歯ブラシなどを使って除去するしかありません。
- 毎日歯ブラシでの歯磨きに加えて、デンタルフロス、歯間ブラシなどの補助器具を使ってプラークコントロールを的確に行うこと
- 定期的に歯科医院でクリーニングを受けること
歯周病の予防において最も重要なのは、この2つに尽きます。
毎日のセルフケアで落としきれない汚れを3ヶ月に1回程度の歯科医院でのクリーニングできれいにすることで、歯周病のリスクがかなり下がります。定期検診を受けて、歯周病にかかっていないかを調べてもらいましょう。
もし歯茎に炎症がある場合は、セルフケアでの効果的な歯垢の落とし方について歯科衛生士からアドバイスを受けると、最初は磨けていなかった部分も徐々に磨けるようになってきます。それが歯周病予防のために大きな一歩となります。
頭の体操なぞなぞ
わかるかな?(答えは右下だよ)
Q1 あかしんごうでも、おうだんほどうをわたるいけない「ムシ」は?
Q2 えーん!えーん!と、なみだをながしている「ムシ」は?
Q3 いつもだれかをすきになっているさかなはなんというさかな?
Q4 しかくいかおにジャムやバターをペタペタぬられるものなーに?
Q5 おいしいのにかんでもかんでも食べられないものなーに?
生活の知恵袋
スパゲティーの便利な保存方法
スパゲティーを保存するには、1.5リットルサイズのペットボトルを利用すると、とっても便利です。
サイズも形もちょうど良く、密封性も良いのでおすすめです。
そして、ペットボトルの口から出てくる量が、ちょうど一人前の分量です。
お口の健康雑学 ~ 虫歯になりやすいおやつとは?〜
虫歯の危険度が高いおやつというのは、糖分を多く含み、お口の中に長くとどまるもの、歯にくっつきやすく、残りやすいものです。
糖分が少ないものほど、そしてお口の中に残りにくいものほど、虫歯はできにくくなります。
糖分が少ないものほど、そしてお口の中に残りにくいものほど、虫歯はできにくくなります。
虫歯予防で一番大事なのは、おやつの与ぇ方です。現に、甘いものをほとんど食べないのに虫歯になってしまうお子さまもいます。
甘いものをたくさん与えるよりも、おやつをだらだらと時間を決めずに与えるのが、一番歯にとっては良くありません。
甘いものをたくさん与えるよりも、おやつをだらだらと時間を決めずに与えるのが、一番歯にとっては良くありません。
●時間を決めて与える●ジュース・清涼飲料水はなるべく与えない●夜ご飯の後には食べ物を与えない
おやつは3歳までが1日に2回、それ以降は1日に1回が目安です。食べ物が頻繁にお口に入るほど
虫歯リスクは高まりますので、その点に注意をするとよいでしょう。
頭の体操なぞなぞの答え
Q1.しんごうむし Q2.なきむし Q3.こい Q4.トースト Q5.ガム
頭の体操なぞなぞの答え
Q1.しんごうむし Q2.なきむし Q3.こい Q4.トースト Q5.ガム